ここ数年、高校生RAP選手権やフリースタイルダンジョンといったテレビ番組の影響もあり、国内のヒップホップに対する注目度が上がってきています。流行しているのは相手をディスり合う試合形式ですが、個人的にはディスりなしの平和なヒップホップの方が好きなので、今回は私の好きな楽しく平和なヒップホップを紹介してみます。
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鎮座DOPENESS
まずは、坊主頭で一見ラッパーには見えない鎮座DOPENESS（チンザドープネス）。初めて彼を見たときは「なんだこの天才は…」と衝撃を受けたのを覚えています。所謂、フリースタイルというと、どこか単調だったり、音程がはまっていなかったり、リズムに対するアプローチが合ってないなと思うことも多々あるのですが、彼は別次元。一度聴いて頂ければわかりますが、グルーブ感が段違いに抜群で、かつ、ユーモアたっぷりの面白いラップが持ち味です。
group_inou
お次は、2人組のgroup_inou（グループイノウ）。彼らの音楽の特徴は、エレクトロなのにどこか切ないトラックとコミカルなラップの絶妙な組み合わせ。2012年当時、カナダのトロントで偶然観たライブからはまってしまい、それからずっと聴き続けています。2016年から休止してしまっているようで、もし復活した際にはもう一度ライブに行きたいところです。
SOFFet
最後に紹介するのは、これまた2人組のSOFFet（ソッフェ）。いかつさなんて皆無の爽やかでポップなラップが彼らの持ち味。優しいメロディーと温かい歌声に癒されます。
