スコットランド独特のライブでの掛け声“Here we f-ing go”

先日、記事にしたTRNSMT Festivalのライブ中、聞きなれないChant(掛け声)が気になりました。最初は、あるアーティスト独特のものかなとも思うも、他のアーティストのときも同様に使われており、調べてみるとスコットランド独特のものでした。

スコットランドはグラスゴーで開催されたTRNSMT Festival(トランズミット)へ参加してきました。このフェスは2017年から始まった今年で二度目の新しいフェスのためか、日本語の情報があまりなかったので、概要や参加した感想などをまとめてみます。

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Chantって?

英単語のChantは、ライブで盛り上がったときの掛け声や煽りを指します。みんなで揃えて一斉に叫ぶやつです。日本では「オイ、オイ、オイ」とかに相当するやつですね。個人的には「オイ、オイ、オイ」はあまり好きではありませんが。バンドよりもアイドルのライブの方が種類が豊富そうなイメージです。特定のアーティストや曲向けのものといつでも使えるものがありますね。

Here we f-ing go

繰り返し叫ばれてるフレーズの正解は、“Here we, here we, here we f-ing go(ヒアウィー、ヒアウィー、ヒアウィーファッキンゴー)”でした。なんじゃそりゃ笑。私は最後のf-ing goしか聞き取れませんでした。Here we goの変形っぽいですね。

このフレーズは、イギリス独特なのではなく、スコットランド独特なんだそうです。Twitterで「スコットランド以外ではこのフレーズを使わないで欲しい」と呟いてるスコットランド人までいました笑。何故このフレーズが使われているのか調べてても答えは見つけられず。とにかく、スコットランド(たぶん特にグラスゴー)ではお決まりのフレーズのようです。

叫ぶリズムとしては、下に貼った動画の46秒辺りからの感じ。

スコットランド独特であるため、アメリカ出身であるThe Killersのボーカルもわからなかったようで、ステージに観客をあげた際に「観客は何を叫んでいるのか」と尋ねたのだとか笑。

According to the super fan, the Mr. Brightside singer asked him what the crowd were saying but being from North America, he couldn’t help either. It turns out that he later realised the Las Vegas rocker was confused about the Glasgow crowd singing “Here we, he we, here we fucking go,” which is chanted at gigs across Scotland.

(This Confused Brandon Flowers About The TRNSMT Crowd… | RadioX)

スコットランドでライブやクラブに行く機会があったら、このフレーズを頭の片隅に入れておくと一緒に盛り上がれるかもしれません。現地で生活してこそ知れる生の英語でした。

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