留学するならホームステイ、ルームシェア、学生寮?その1“ホームステイ編”

留学するとき、どこに住むかは一つの大きなポイントです。長期の場合、形態としてはホームステイ、ルームシェア、学生寮の大きく3つがあるかと思います。短期であればホテルも聞いたことがありますが。今日は、全てを経験した私がそれぞれのメリットとデメリットについて説明していきます。今回はホームステイ編。

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結論から言うと何がベスト?

まず始めに、どれが一番良いのかと言うのは難しいということを伝えておきます。それぞれに一長一短があり、一概にこれが一番良いとは言い切れないのです。留学する国や都市によって事情が違うと言うこともあるかと思いますし、滞在先に何を求めているかによっても違うでしょう。この記事では私や友人の体験談を元にした生の情報なので、留学するときの参考にしてみてください。

私のホームステイ

場所:カナダ、期間:1ヶ月、家賃:750カナダドル/4週間(3食込)

夢を壊してしまうかもしれませんが、ホームステイは当たり外れが激しいというのが率直なところです。ホストファミリーと仲良くなって、平日は談笑しながら晩ご飯、休日はみんなでピクニック、最後はお互い涙の別れ…これが私のイメージでした笑。

しかし、現実はホストファミリー側はビジネス感が強く、想像したような生活よりもはるかにさっぱりしていました。もちろん私のイメージのような経験をする人もいましたが、ごく少数だったと記憶しています。私がホームステイをしたカナダでは、ビジネスとしてホームステイを受け入れている場合が多く、案外ドライな関係となってしまうのです。

ネイティブと交流ができる?

ホームステイで期待することの一つとして、現地のネイティブと生の会話ができるかと思われないでしょうか?私の場合、カナダ人のネイティブでした。ただし、割り切った人間関係での日常会話ですので、「今日の学校はどうだった?」「週末は何する予定?」など、定型的な会話になることが多く、あまり会話力向上の助けになったとは思いません

違うパターンだとホストファミリーが移民の場合もあり、英語ネイティブとの交流を期待しているとがっかりしてしまうかもしれません。後述する食事は期待できるかもですが。

自炊の必要なし

契約によりますが食事が含まれる場合があります。調理器具や食材を揃えて料理をする手間が省けますので、学生の本分である勉学に集中しやすいですし、時間やお金の節約にもなります。しかし、申し訳ないですが、ホストファミリーの料理は私の口に全く合わず、自炊する方がましかなと思いました笑。アジア圏からの移民がホストファミリーだと、食事がおいしかったと聞いたこともあります。

アクセスが悪いかも?

ホームステイを受け入れるためには、大きな家が必要ですので、街の中心部ではなく郊外になる可能性が高いという点も注意が必要です。私の場合、学校までバスと電車を乗り継いで1時間弱かかっていました。

時間がかかるだけならある程度仕方ありませんが、バスや電車の交通費が余分にかかる可能性もあります。可能であれば家の位置と学校までのアクセスと費用についても聞いておくといいでしょう。

気になったセキュリティー

私がお世話になった家では、各部屋に鍵や金庫といったものがなく、貴重品の管理に不安がありました。実際に盗難が起きたということはありませんでしたが、実際に起きてはトラブルになってしまうので、外出時やシャワーを浴びるときには貴重品を物陰に隠していました。

ルームメイトが十年来の友人ならまだしも、昨日今日あった国や文化も違う人を信じるというのは難しいですし、するべきではないかと思います。なかなか事前に確認し難い点ではありますが、私はもちろん部屋に鍵がかかるものと思っていたので驚きました。

地下に住める?

何人かの友人は部屋が地下にありました。地下の悪い点は日光が少ない(もしくは全くない)、ジメジメする、天井が低く閉塞感があるなど。正直なところ、私は地下の部屋には住めないと思いました。金額的には少し安かったかと。

注意すべき点のまとめ

ホームステイをする場合、可能であれば以下のことを事前に確認することをお勧めします。

  • ホストファミリーの出身、構成、宗教
  • 学校までのアクセス手段と時間
  • 部屋の位置と鍵の有無
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