今回から3回にわたって、免許証の早期更新(更新期間前の更新手続)、持ち込み写真による免許証更新、国外運転免許証(国際免許証)の発行について、私の経験をまとめてみたいと思います。今回は、免許証の早期更新(更新期間前の更新手続)についてです。
この記事は、2017年11月現在、東京都にある府中運転免許試験場での場合となります。必要書類や手順等については、事前に各都道府県の試験場、免許更新センター、指定警察署にお問い合わせください。
早期更新が認められる場合とは?
本来であれば、免許証の更新期間は決められていますが、やむを得ない留学や出産等の理由がある場合は更新期間前であっても更新することが可能です。私の場合は留学中に有効期限が切れてしまうことが判明したため、早期更新を行いました。私のように留学中に免許証の有効期限が切れてしまうことはあり得ますので、事前に確認しておくことをおすすめいたします。
参考:海外旅行、出産等の理由による更新期間前の更新手続 | 警視庁
留学が理由の場合に必要な書類は?
警視庁のサイトでは必要書類について以下のように書かれており、私の場合は大学院留学が理由でしたので、パスポート、大学からの入学許可証、航空券を準備して向かいました。しかし、結果として必要だったのはパスポートのみで、パスポートのコピーを提出する必要もなく、相手側でパスポート番号を控えているだけでした。色々準備して行ったので正直拍子抜け。後でどこかにパスポート番号を照合するのでしょうか?なんだか腑に落ちません…。
海外旅行の方
パスポート等、更新期間中に海外に出国するため手続ができないことを証明するもの
当日の手順
通常、更新時には免許証と更新通知のハガキを持っていきますが、早期更新の場合は免許証とパスポートを持っていけば大丈夫です。府中運転免許試験場であれば、最初の受付で「留学による早期更新」を希望する旨を伝えれば、あとは手順を説明してくれます。パスポートの確認があること以外に手順は変わらなかったと思います。更新に必要となる手数料は同じです。
一つ注意すべき点としては、免許証の有効期間が短くなってしまうということです。私の場合ですと、本来は有効期限が5年のはずですが、4年半ほどになってしまいました。これは免許証の有効期限の計算方法が「更新日から最初の誕生日を迎えると一年間経った」と見なしていることに起因するようです。更新日と誕生日の関係によりますが、最大で1年弱短くなってしまうわけですね。通常の更新では、更新期間中の誕生日にこのルールは適用されません。