大切なあの人に会えるのはあと何回?

誰かと会っている時、不意に「この人にあと何回会えるのだろう?」と考えてしまうことがあります。会う頻度が毎日ではなく月に一回、年に一回とかだとして、お互いの寿命なんかを考えると、なんとなく残りの回数は決まってきてしまうわけです。将来何があるのかもわからないので、考えられる最大数よりも少なくなる可能性は大いにあり得ます。もしかすると、もう両手で足りるくらいかもしれません。

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全ては有限、限りがある

忘れがちなことですが、ほとんど全てのものは有限なわけで、悲しいことに限りがあります。時間や機会、何だってそうです。人の煩悩に限っては無限かもしれませんが笑。当たり前が当たり前じゃなくなる瞬間って人生で結構あると思いますが、その大切さに気づくタイミングは大抵失った後ではないでしょうか。

例えば、毎日学校で顔を合わせていた友人でも、卒業したらなかなか会う機会はないもんです。学校という同じ空間に何年間も一緒にいたのに、卒業式がその人に会う人生最後の機会だったかもしれないわけです。その割にはあっさりと帰ってしまったり。そのときは実感が湧かないからなんでしょうかね。

時間や機会が限られてることを考えると、会いたい人がいたら今すぐ会うべきだし、行きたいところがあれば今すぐ行くべきなのかなと思ってしまいます。理想論なので実現させるのは難しいですが、日常的に意識するだけでも、長い目で見たら結果は変わってくるのではないでしょうか。

誰とどれだけ時間を過ごせるか

大人になってきて実感するのは、自分が一緒に時間を過ごしたい人がいても、その人よりも別の人と長い時間を過ごさざるを得ないということです。たまにしか会えない家族、友人、恋人よりも、おそらく職場の同僚の方が同じ空間で過ごす時間は長いわけで、なんだか虚しくなってしまいますね。

もちろん、回数や時間が全てではないんですが、会える機会の一回一回を大切にしたいし、積極的に会う機会を作りたいなと思っています。自分から機会を作ろうと心がけているのは、誘う人より誘われるのを待っている人の方が多いはずなので。

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