長らく放置していた本ブログ、前回の投稿から4年以上ぶりの更新となります…。最近、仕事の都合でアメリカはヒューストンに転勤になりまして、数年間はこちらに滞在する予定ですので、現地にいる利点を活かして生の情報などをマイペースに発信できればと思っております
アナリティクスを確認すると、古い記事でも閲覧してくださってる方が一定数いるようでして、なるべく有益な情報を残していきたいと思います。
年末年始感がない
さて、タイトルにあるように初めて海外で年越しをした感想は「年が明けた感じがまったくしない…」でした。
広い国なので地域にもよるとは思いますが、アメリカの年末は11月のサンクスギビング、12月のクリスマスと賑やかなイベントシーズンが2カ月ほど続きます。その後、年末年始の休暇に突入するわけですが、「正月三が日」のような決まったお休みはなく、早い人ですと1月2日には仕事始めとなります。
休暇中の大晦日も当然紅白歌合戦がやっているわけもなく、普通の1日として過ぎていき、ぬるっと年が明けてしまいました。数十年も日本式の年末年始を経験している私としては、街中やテレビなどから年末年始感を感じないままの年明けはなんというかむず痒く、気持ちの切り替えに失敗して、仕事をする気が全く起きない状態になっております。
物騒なアメリカ
悪い意味での年末年始イベントとしては、ヒューストンから遠くないニューオリンズの目抜き通りでピックアップトラックが歩行者に突っ込むという痛ましいテロが起こったり、ラスベガスではトランプホテル前でテスラのサイバートラックが爆発したり、民主党から共和党への政権交代に向けて不穏な空気が漂っている印象です。海外のホリデーシーズンは人混みを避けるのが吉ですね。政治や宗教関連のイベントも同様に。
2024年に公開され、再び内戦となったアメリカを描くCivil Warという映画が話題になりましたが、アメリカでも他国でも「分断」が近年の世相を表すキーワードになっていると感じております。何でもかんでも融和して境界を無くすのがいいとは思わない一方で、分断が原因でより混沌とした世界に向かっているのは悲しいことです。
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