大人になった今、行動範囲は小さいときより狭い?

以前、友人と話していて「なるほど、そうかもな」と思った話題があります。それは、「人間の行動範囲は大人に比べて子どもの方が広い」というものです。いきなりでピンとこないのではないかと思いますが、一体どういうことでしょう?

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「行動範囲」の定義

ここでいう行動範囲とは、「実際に自分の力で動いている範囲」とします。要するに電車や飛行機などの移動は行動範囲に含まれないという意味です。歩きなり自転車なりでの移動した範囲が該当します。

チャリで走り回ってた子ども時代

チャリ(自転車)でそこら中に出かけていたため、結構な距離を毎日のように行動していました。同じような方は多いのではないでしょうか?近所の公園、友達の家、塾、習い事、駄菓子屋など基本的な移動手段は全てチャリ。高校もチャリ通(自転車通学)だったので、大学に入るまではずっとこんな感じ。当たり前のように数キロ〜10キロくらいは移動していたと思います。自分の体を使っての移動です。

大人になってから

働き始めてからというもの、平日は自宅と職場の往復で、職場ではフロア移動はあっても同じ建物にこもりっぱなし。下手したら数時間ずっと席に座りっぱなし。不健康の極み…。自分の足での行動範囲は、自宅〜自宅最寄駅、職場最寄駅〜職場くらい。歩いているのはせいぜい数キロだと思います。どうでしょう?随分狭い範囲と思いませんか?

感覚的には大人になったら、例えば外国に行くことも出来ますし、自分の世界はとても広くなっているような気がしますよね。ただ、外国へは飛行機で移動しているわけですから、ある地点とある地点の移動という意味では自宅と職場の電車での移動と本質的には変わらないのです。

大人になって働き始めると、能動的に動かない限りは交友関係も広げることは難しいですし、歳を取るにつれ行動範囲や交際関係はある規模に収束する、とも言えましょうか。広ければいいってものではないんですが、面白い考え方だなと思って今回記事にしてみました。

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