海外のトイレやシャワーなどの水回りの質は、日本と比べてしまうと雲泥の差です。個人的には、日本で日常的に使っているウォシュレットの代替をどうするかが一番気がかりでした。まさか借りている部屋のトイレをウォシュレット付きの便器に交換するわけにもいきませんし…。今回はウォシュレットの代替案を考えてみましょう。
ウォシュレットは商品名?
ウォシュレットとは、元々TOTOが発売している製品の商品名だったものが、今では他社の製品に対しても一般的に用いられるようになったのだとか。
温水洗浄便座では高いシェアを誇り、INAX(現・LIXIL。同社の名称はシャワートイレ)や他社製の同種類のものも含め「ウォシュレット」と呼ばれるほど定着しているが、ウォシュレットの名称はTOTOの登録商標(日本第1665963号など)である。(ウォシュレット | Wikipedia)
このウォシュレット、海外で見たことは数える程しかありません。たまにTOTOなどの日本製が採用されてると「わかってるな」と担当者を褒めたくなるほど笑。海外メーカーの便器はデザインも利便性もいまいちで、日本のものは本当に洗練されています。
なんと昨年乗ったANAの787はトイレにウォシュレット付きでした。さすが日系航空会社。
日本のトイレは別次元
外国人の友達に「日本のトイレは別次元」だと言われたことが何度もあります。大げさなとも思いましたが、考えてみると確かになと思うところが多々。
- ウォシュレット
- 温かくなる便座
- 人が近づくと自動で開くカバー
- 音姫
うーむ、これは確かに別次元でした。例えば、私がいるスコットランドだと冬は結構寒くなるので、温かくなる便座だけでもウケると思うんですが。電源の確保がネックになっているんでしょうか。そもそも、海外だとバスルームにはドライヤーやシェーバー用のコンセントしかありませんし。
ウォシュレットの代替
さて、本題のウォシュレットの代替をどうするかに戻ります。私がおすすめするのは、携帯用ウォシュレットとおしりふきの2つです。
携帯用ウォシュレット
一般的な代替案として、携帯用ウォシュレットが一般的かなと思います。水やぬるま湯を本体に入れて、通常のウォシュレットと同じ様にノズルから発射するというもの。
私は衛生面が気になってしまってこちらは使っていませんが、水と電池さえあればどこでも使えるのがメリットかなと。ただ、国によっては水道水が清潔とは限りませんし、いつも携帯するにはかさばるのがデメリットですかね。
おしりふき
私が普段使っていておすすめしたいのは赤ちゃんなんかに使うおしりふきです。赤ちゃん用である必要はないのですが、要は肌に刺激が強すぎないウェットティッシュならば大丈夫です。
メリットは使い捨てなので清潔かつ携帯性抜群なこと、デメリットは継続的にお金がかかってしまうことでしょうか。下にリンクを貼ったような携帯用のおしりふきをカバンに入れておくと安心ですよ。
左上に小さく書いてありますが、’Flushable’なのでトイレットペーパーと同様に流すことができます。
こちらは”Do not flush”と書かれており、流してはいけないタイプ。たぶん流しても大丈夫ですが、Flushableのものを選ぶのが無難でしょう。
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