オーバーブッキングに巻き込まれ、もう二度とトルコ航空は使わないと決めました

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ユナイテッド航空の引きずり降ろし事件

今月始めになりますが、ユナイテッド航空でオーバーブッキングのために乗客一人が無理やり引きずり降ろされるという事件がありました。その様子が乗客に撮影され、ネット上で拡散されたことで世間から大きな非難をされるに至りました。

この男性がアジア系(ベトナム人)だったことから、差別ではないかとの見方もあるようですが、例えどんな人種であろうと撮影された対応はありえないでしょう。再び機内に戻ってきたとみられる映像では、何度も「家に帰らなくては」とうわ言のように繰り返しており、気が動転してしまっているようです。

オーバーブッキングはよくある?

調べてみますと、そもそも今回のようなオーバーブッキングは頻繁に起こっているようで、日本国内でも法律による規制はまだないようです。オーバーブッキングが生じる理由は、キャンセルを見越してあらかじめ多めに予約を取っているからだそうですが、乗客側からしてみたらたまったもんじゃありません。

参考:ユナイテッド航空「オーバーブッキング」騒動、日本で起こったら? | 弁護士ドットコム

私も巻き込まれたオーバーブッキング

今回騒ぎになっているのはユテイテッド航空ですが、私もトルコ航空でオーバーブッキングに巻き込まれたことがあります。

1年半程前、ようやく取れた休日でヨーロッパへ行くことにした私は、初めてトルコ航空を使ってみることに。当日、交通機関のトラブルで遅れながらもなんとか空港までたどり着き、カウンターで手続きをしていると、スタッフから「当便でオーバーブッキングが生じる恐れがあるので、次の便に変えてくれないか」との打診が。

貴重な休みで時間を無駄にしたくなかったのでもちろん断りましたが、スタッフも困っている様子で、どうしても無理かとしばらく食い下がってきました。仕方がないので次の便はいつなのかと聞くと、ヨーロッパの中でもマイナーな目的地だったのもあってか、丸一日空いた次の日の同じ時間になるとのこと。数時間ならまだしも丸一日を無駄にするなんて選択肢はありえません。ここで改めて話を受けることはできないと丁重に断ると、スタッフから耳を疑う一言が…。

「失礼ですがご旅行の目的はビジネスではないですよね?」

はい、出ました。暗にビジネスではない娯楽目的の旅行なんて、どうにでも時間の調整ができるだろ」、と言わんばかりのセリフ。絶句。思わず本音が出たのでしょうね。こんなやり取りをしている間に時間もどんどん経っていたため、怒りを抑え手荷物検査へ急ぎました。

私はこの件があってから、もう二度とトルコ航空は使わないと決めました。航空会社側の空席を出したくないという気持ちもわからなくはないですが、もし乗客側の協力を求めるならば相応の態度があるのではないでしょうか。航空会社側からしたら数ある乗客の一人にすぎないのかもしれませんが、飛行機を使って外国に行くということは、やっとの思いで旅行までこぎつけたという人も少なくないはずなのです。

余談

この記事を書いてて、南米でバスを使ったときもオーバーブッキングに巻き込まれたことがあったなと思い出しました。そのときは意図したオーバーブッキングではなく、単にミスだったようですが…。この手のトラブルを呼び寄せる体質なのでしょうか笑。