これまで日本で生まれ育った人が海外に長期で住むとなると、大きいことから小さいことまで様々な問題に直面します。言葉も文化も違う異国ですから至極当然のことで、適応したり我慢する必要が出てきます。ただ、幼い頃から慣れ親しんだ”食”に関しては容易にいかないものです。これを俗にカルチャー食(ショック)と言います。すいません、本題に移りましょう…。
“本物の”ラーメン
Yume Wo Katare
まず一軒目は、ボストンにあるYume Wo Katare。ボストンと言えば、MITやハーバードを有するアメリカの大都市で、食べ物だとクラムチャウダーやロブスターが名物です。地ビールのSamuel Adamsなんかも有名でしょうか。しかし、この街に二郎系らーめんを提供してるお店があることをみなさんはご存知でしょうか?今日日、海外でもらーめん屋は年々増えており、クオリティも上がってきていますが、二郎は代替がきかないという点で別問題です。Yume wo Katareは、関西を中心に展開する二郎系インスパイア、ラーメン荘のボストン支店として2012年にオープンし、二郎系を海外で食べることが可能となりました。場所は、地下鉄Red Lineのハーバード大学の最寄りであるHarvard駅の隣Porter駅から徒歩数分です。
住所: 1923 Massachusetts Ave, Cambridge, MA
営業時間: 公式HP(夢を語れ)をご確認ください
店内の天井に大きく描かれた”夢を語れ”。カウンター席に加えて、テーブル席もあり。オープンしたてというのもあり、非常に綺麗な店内でした。
外に貼られた英語の注意書き
すばり、お味は?
さて、肝心のお味の方ですが、完全に日本で食べるのと同じ、いや、感動も相まってそれ以上のクオリティでした。どのくらいかと言うと、ボストンに5日滞在した間に4日連続で通ってしまったほど。本当は5日目も店の前までは行ったのですが、残念ながら定休日でした…。ゆっくり食べるお客さんが多いために回転は遅く、雪の中で1時間以上並んだ記憶がありますが、行く価値は間違いなくあります。海外の食べログ的なサイトであるYelpでも高評価を得ているようです。(Yume Wo Katare | Yelp)