東京近郊から国内のどこかに飛行機で向かう場合、羽田空港を使うことがほとんどではないでしょうか。羽田空港へのアクセスは、京急線やモノレールなどの電車、リムジンバス、タクシーなど様々な手段があります。私は電車だと乗り換えが複数回必要かつ荷物も邪魔なので、なるべくリムジンバスを使うようにしています。そんな私ですが、先日、初めて車で行ったら想像以上に快適でしたので紹介してみようかと思います。この記事は国内線向けになります。
こんな方にオススメ
まずは、どんな方が車を使うのに向いているかを考えてみます。下に挙げる2つのどちらかに該当する方は、車でのアクセスを選択肢に入れていいかもしれません。
- 早朝出発・深夜到着で電車・バスが動いていない時間帯を利用する
- 自宅から公共交通機関へのアクセスがよくない
私は1つ目に挙げた理由に該当しており、復路が遅い便でリムジンバスに間に合わない可能性があったため、車を使ってみることにしました。電車なら動いている時間だったのですが、満員電車でスーツケースを持ち運ぶのはなるべく避けたかったので…。
2つ目は、そもそも自宅から駅やバス停が遠くて、重くて大きい荷物を移動させるのに大変な場合に向いているのではないかと思います。車を使えば、家からドアtoドアで空港まで着くことができますので。
駐車場の場所と予約の必要性
そもそも羽田空港の国内線は、第1ターミナルと第2ターミナルの2つの建物に分かれており、空港直結の駐車場はそれぞれ2つずつ、計4つあります(P1〜P4駐車場)。第1か第2かは利用する航空会社や便によりますのでご確認を。ターミナル間はおよそ400mで地下連絡通路があるようですが、駐車場に空きがあれば近い方に止めるべきでしょう。他にも少し離れると駐車場がありますが、この4つは空港直結ですので言うまでもなく利便性が優れています。
(日本空港ビルデングのサイトより)
予約についてですが、繁忙期であれば事前予約が必要になってくるかと思います。少し複雑なのが、4つの駐車場を2つの団体が管理しているという点です。P1とP4は日本空港ビルデング、P2とP3は空港環境整備協会で、予約をする際にはそれぞれのサイトで会員登録をする必要があります。ちなみにP1は予約不可なので、第1を使う場合に予約できるのはP2のみ。めんどくさいったらありゃしないですね。
私の場合、第1ターミナル発着だったので、P2を予約なしで利用しました。予約なしにした理由は、確認した時点で予約分が既に満車となっていたためです。満車の表示に焦って、P2を管理している空港環境整備協会に電話したところ、私が利用する日時は繁忙期でもないし予約なしでも止められるだろうとのことでした。予約分と当日分は別に確保されているということですね。
駐車場は広いため、止めた場所を写真で撮っておくと安心。
料金について
羽田空港直結の駐車場4つは、前述したように2つの団体が管理していますが、料金については“1日当たりの上限額”と”予約料金”は同額に設定されているようです。
- 1日あたり1,500円(但し多客期は2,100円)
- 予約料金1,000円
これは普通車の場合で、多客期はGW、夏季、年末年始が該当するそうです。例えば、繁忙期でない時期に予約ありで3日利用する場合は、5,500円(1,500円×3日+1,000円)かかることになります。
問い合わせ先
特に繁忙期は限られた駐車スペースですので、1,000円を払ってでも事前予約をした方がいいと思います。P1は予約不可ですが、日本空港ビルデング(P4)と空港環境整備協会(P2&P3)のサイトで空き状況が確認できます。また、空き状況や料金などに不安があれば電話することをオススメします。
P1管理室(日本空港ビルデング):03-5757-8191
P2管理室(空港環境整備協会):03-5757-9498
P3管理室(空港環境整備協会):03-6428-9498
P4管理室(日本空港ビルデング):03-6428-8194