先日、札幌へ遊びに行った際、帰りの待ち時間で新千歳空港のこれまで知らなかった魅力にたくさん気づきました。新千歳空港に着いてから飛行機の離陸までに3時間半もありましたが、正直なところまだまだ足りないくらい…。通常、国内なんて2時間前に空港に着けば、時間を持て余してしまうのですが。一体全体、新千歳空港は他の空港と何が違うのか？掘り下げていきたいと思います。
お土産（主に2F / 保安検査場前）
お土産はどこの空港でもありますが、新千歳空港はより北海道土産にフォーカスされています。お店の種類や数も豊富で、時間がかかってしまうこと間違いなし。
北海道土産の定番であれば、札幌農学校、ROYCE、LeTAOであったり、海鮮類や雑貨だったりとにかくお土産はここで十分すぎるほどの品揃えです。空港でも買えるものは、街中で買ってしまうと持ち歩きも大変ですし、空港で余分に時間を取っておくのがいいかと。持ち歩きという点では、LeTAOのケーキと海鮮類を買った際、6時間までの保冷剤は無料でした。ちなみに、北海道に住んでる知人が言うには、小樽（おたる）を逆から読むとLeTAO（るたお）になるんだとか。
注意として、ここでの話は保安検査場”前”についてです。保安検査場”後”はあまり種類がありませんでしたのでご注意を。
温泉（4F / 保安検査場前）
“空港でシャワーを浴びる”は深夜便を使ったことがあれば経験があるかもしれません。ただ、“空港で露天風呂に浸かる”はなかなか経験できないことではないでしょうか？
新千歳空港では、その名も”新千歳空港温泉”という露天風呂付きの温泉があります。時間にもよりますが、大人なら1500円で入浴することができます。1500円で入浴料はもちろんのこと、フェイスタオル、バスタオル、館内着が付きますので手ぶらで問題ありません。
マーサージを受けたり、レストランで食事を取ったり、休憩スペースでくつろぐこともできますので、旅の疲れを癒して帰路につくことができるはずです。
館内の様子。繁忙期に行くとどのくらい混むのかが気になります。
北海道ラーメン道場（3F / 保安検査場前）
新千歳空港にはもちろんらーめん以外の普通のレストランもありますが、らーめん好きとしてはここは外せません笑。北海道ラーメン道場という一画では、一幻をはじめとする北海道らーめんがずらりと10店舗揃っています（2017年6月現在）。
たくさんあって迷ってしまうところですが、私は即決で大好きな一幻に向かいました。一幻はすすきの等にもありますが、札幌市内で食べ逃してしまった場合に空港で挑戦してみてもいいんじゃないでしょうか。
桜海老たっぷりのスープが本当においしいです。サーモスに入れて持ち帰りたいくらい笑。
映画館（4F / 保安検査場前）
温泉の向かいにはなんと”ソラシネマちとせ”という映画館まであります。今回は時間が足りずに実際に映画を観ることはできませんでしたが…。シアターは3つあり、一番広いところで231席もあるようですので普通の映画館サイズですね。上映作品も最新作を上映しているようですので、時間がある方は試してみてはいかがでしょうか？
その他（注意点など）
カードラウンジ
今回はあらかじめ下調べをしてから色々回ってみたのですが、一つ失敗したなと思ったのがカードラウンジについてです。羽田空港国内線だと、カードラウンジは保安検査場の前後ともにあるのですが、新千歳空港では保安検査場”前”のみでした。
見学
新千歳空港には、ちょっとした見学コーナーがあり、特に家族連れの方にいいんじゃないかなと思います。例えば、ROYCEの作っている様子を見れたりだとか、パイロットやCAの制服を着れたりだとか。じっとしていることが苦手な子供でも楽しめるのでは。
参考：Royce’ Chocolate World | 新千歳空港ターミナルビル、大空ミュージアム | 新千歳空港ターミナルビル